カテゴリ: Old(古い話) 23年前(2005年起点)のノート

本棚の整理をしていたら目に止まったので、しばらく手も止めて見入ってしまいました。
これは、当時リリースされたばかりのナムコさんのアーケードゲームを、当時のPCで動かしてみようと思い、私が高校生の頃に書いたゲームプログラムの資料ノートです。(詳細)
中にはフローチャートやワークエリア表、殴り書きのアセンブリ言語ソースなどがびっしり。こんなノートが数十冊あります。
フローチャートと言っても、よく見ると、“アセンブリ言語のソースコードそのもの”を流れ図風に書いたものばかりです。
この頃は「テキストエディタ」なんていうものは持っていませんし、「アセンブラ」を買ったのも、もう少し後のことです。こんな感じでノートに鉛筆と消しゴムを使ってプログラムを“編集”していました。いつでもどこでも(学校でも)暇さえあればプログラムを書くことができました。
自分がZ80になったつもりで紙の上に書かれたロジックを追いかけ、デバッグし、満足すれば家に帰ってから打ち込みます。自分で言うのもなんですが、いわゆる「一発完動」率は高かったです。当時は、ものすごく(ある意味今以上に)CPUの気持ちが分かっていたような気がします。
今は、こんなフローチャートを書くことはなくなりました。20数年前と比べると、言語や設計、プログラミングに関するパラダイムも大きく変わってきました。
プログラムを作る時は、(良いか悪いかは別として)いきなりテキストエディタを開いて“とりあえず書く”ことが多くなりました。過去に作ったソースから切り張りすることもできますし、編集も楽チンです。PCの性能も高くなりましたから、ちょっとしたプログラムを作るだけなら「とりあえずコンパイルしてみて、エラーが出たら直せばいいや」みたいなところもあります。「考える」という作業自体、ツールを使って画面とにらめっこしている感じです。
こうして思い起こしてみると、当時のプログラミングの楽しさと、今のそれでは、かなり質が違うのかなぁと感じました。
今のPCで、今の開発環境で、初めてプログラムを作って動かした時の感動ってどういう質のものなのか、とっても気になりました。やっぱり嬉しいものですか? 楽しいですか?
2005/4/22 11:55 | URI | Old(古い話)カテゴリの記事をすべて読む