カテゴリ: Hardware環境 ハイデフ
Hi-Definition(高精細度)の略で、「ハイデフ」なテレビは「HDTV:High Definition TeleVision」と表記されます。従来のNTSCの走査線本数525本の2倍以上、アスペクト比も4:3から16:9の横長になります。最近、あちこちで聞く「ハイデフ」ですが、実際に目で確かめるとかなり綺麗です。
地上デジタル放送も始まりましたから、すでに導入されている方も多いと思います。「もうアナログには戻れない」という声も聞きます。あと5年ちょっとでアナログ放送が止まりますし、(テレビに執着していない)我が家でも、いずれは移行しないと困ることになるわけです。
実際の移行は、もう少し早くなるかもしれません。(昨日発売されたばかりの)Xbox 360やPLAYSTATION 3等の次世代ゲーム機が、いよいよ本格的にHDTV対応を謳っているからです。
「本格的に」と書いたのは、以前のゲーム機にもHDTVのモードは付いていたからです。11年前に登場したセガサターンにも付いていましたが、当時の家庭用テレビはほとんどNTSCでしたので、実際のゲーム開発でHDTVをサポートすることはありませんでした。メモリも表現力も少ない時代でしたので、対応しても恩恵も少ないです。
現在のゲーム機は、メモリ量もスピードも表現力も桁違いに高くなっています。やっと、テレビとそれを取り巻く環境が「HDTVを使うぞ」という時代の流れになってきたのだと思います。
それはそれで良いとして、大変なのはコンテンツを作る方です。私はゲーム屋さんですのでゲームに限定した話になりますが、表現力が高くなれば表現するための情報量が増えるということです。走査線本数が2倍になれば、その走査線を埋めるデータ量も(単純計算でも)多くなります。色数や、フィルタ、レンダリング手続きの量も増え、一世代前のゲーム機では到底計算しきれない情報を今のゲーム機(もしくはPC)は処理しています。当然、その情報の元データを作る側にも、大変な労力とスキルが要求されます。開発期間も増え、コストも高くなります。それを抑える技術が発展しそうですが、しばらくは大変だと思います。
さて、私もその波に飲まれないように、まずはいつでも研究できる環境を整えたいところ…というのは半分後づけの理由で、HDTV大画面で映画や最新ゲームを自宅で見てみたいというのが本音です。
2006/04/27追記
ハイデフの基礎知識(impress)
2005/12/11 09:45 | URI | Hardware環境カテゴリの記事をすべて読む