
中学に上がり、当時人気が出てきた YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)に熱中しました。電子音の気持ちいいビートにすっかりはまってしまい、自分でも演奏してみたいなぁと楽譜を読む勉強を始めました。それまで音楽の授業なんて落第点でしたけど…。
しかし、楽譜が読めるようになっても、楽器を演奏する器用さは、私にはなかったようです。
そんなわけで、シーケンサーという装置を造って自動演奏をさせてみようという方向に進みました。ここで言うシーケンサーを簡単に説明すると、
「時間の経過に沿って、次々と異なる電圧を発生させる装置」
ということになります。
YMOが使っていた電子楽器はシンセサイザーです。単純な波形を組み合わせ、それを変形させながら自然界にある音の波形をシミュレートしたり、この世に存在しなかったまったく新しい音色を合成できる機械です。当時のシンセサイザーは、後にFM音源を搭載したデジタルシンセサイザーと区別するために、アナログシンセサイザーと呼びます。
この時代、MIDIの規格はまだ存在していません。1.0規格が発行されたのは1989年です。今では当たり前のMIDIですが、まだ歴史は浅いのですね。
(2000/06/14)
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