このような仕組みで動くシンセサイザーで自動演奏をさせるには、鍵盤を押す行為を何か別のもので代用してやれば良いことになります。機械的に鍵盤を叩く自動演奏マシンなんかも存在しますが、鍵盤を押したときに、押した場所に応じた電圧が発生して音階のベースになるのですから、初めから様々な電圧を発生させる機械を造って、それをVCOに直接入力してやれば鍵盤を叩くことなく演奏できそうです。
実際、当時売り出されていた市販のシーケンサーも、同じ理屈で動いていました。
YMOのライブやアルバムのバックグラウンドに流れるリズムプログラミングは松武秀樹氏が担当し、一曲ごとにパッチを繋ぎ換え、シーケンサーを操作していました。
ただ、この時代のシーケンサーは無茶苦茶な値段で、例えば8080Aで制御していたマイクロコンポーザー(ローランドMC-8)なんか、120万円もしました。とてもじゃありませんが、中学生のお小遣いで買える代物じゃぁありません。
(2000/06/14)
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