01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
2005/3/12
64bitの次期OSが出て8号機を作るまでは、7号機に関してもパーツ交換せずにこのままの状態で使い続けようと思っていました。しかし今回ビデオカードをGeForce 6600 GTが搭載されたGIGABYTE製のGV-N66T128VPに差し替えましたので、7号機のコーナーに、また1ページ追加しました。

今までのGeForce FX 5950 UltraはDirectX 9.0cに完全に対応しておらず、Shader Model 3.0 を使ったアプリケーションはCPUによるソフトウェアエミュレーションになってしまいます。特に最新のピクセルシェーダや浮動小数点数サーフェスを使用するサンプルを動かした場合はFPSが「1」未満になってしまいます。これではほとんど固まった状態です。
自分でもこれらのシェーダを書いて動かす必要が出てきたため、そろそろShader Model 3.0(vs_3_0 / ps_3_0)がハードウェアで実行できないと辛い状況になりました。

この挿し絵のように、GeForce 6を必要とするものは、すべてソフトウェアエミュレーションになってしまうため、リアルタイムとは呼べない遅さです。
一番上のサンプルをGeForce FX 5950 Ultraで動かすと、FPSは「0.18」でした。
※FP16 MRT(16bit浮動小数点数によるMulti Render Target)を用いたHDR(High Dynamic-Range Rendering)サンプル。
(NVIDIA SDKより)

いつものパターンですと、その当時のハイエンドなビデオカード(2005年3月現在ではGeForce 6800 Ultra)に差し替えている所ですが、今システムを総入れ替えするには中途半端な気がしてなりません。
私的に次の段階のPCは、マザーボードをPCI Express対応にしてビデオカードはSLI複数枚差し、CPUはマルチコアのAthlon 64、HDDはシリアルATA 6Gbps(現在は3Gbps)にして、次期64ビットWindows(Windows Vista)をベースに動かす…と考えていたので、今の段階では何もかも中途ハンパに思えてしまうのです。

まぁしかし、そんなことも言っていられないほどソフトウェアからの要求も増えてきましたので、間に合わせとしてGeForce 6600 GT(NV43)あたりを買っておこうかと思い直しました。現在の7号機ではAGP版になってしまいますので、当然SLIも関係無しです。HSI(High-Speed Interconnect)ブリッジを使ってAGPバスに接続されているそうです。
GeForce 6800シリーズとの性能差ですが、パイプラインやシェーダユニットの数が減っているだけで、Shader Model 3.0に対応していることには変わりはありません。あと、(私にはあまり関係ありませんが)UltraShadow IIも搭載されています。つまり違いはスピードのみです。
この写真は、ビデオカードの大きさ比較です。上からWX25、GV-N66T128VP、GV-N595U256V。こうして見ると、FXって馬鹿でかいですね。
かみさん機も含めて移植作業を行い、2台の構成が変わりました。
| ■GV-N66T128VP■GeForce 6600 GT(NV43)AGP 8X | |
|---|---|
| コアクロック | 300MHz(5950 Ultra は 475MHz) |
| メモリクロック | 1120MHz(5950 Ultra は 950MHz) |
| メモリ帯域 | 14.4GB/sec(5950 Ultra は 30.4GB/sec) |
| ビデオメモリインターフェイス幅 | 128bit(5950 Ultra は 256bit) |
| メモリサイズ | 128MB(5950 Ultra は 256MB) |
今までのGV-N595U256Vに比べると、今回のGV-N66T128VPはメモリ容量半分、メモリ帯域も半分ですので、カタログ数値だけを見ると性能が落ちているように見えますが、やはり浮動小数点数サーフェスを含むShader Model 3.0対応というだけでもすごいものです。

なお、GV-N66T128VPにもオーバークロック仕様など、いくつかのバージョンがあるようです。コアクロックは300MHz/500MHz、メモリクロックは900MHz/1120MHzのものがあるようですが、私のは上記の表の通りです。

上でも話に出たサンプルです。GeForce FX 5950 UltraではFPSが「0.18」でしたが、GeForce 6600 GTでは「300」出ます。
とにかく何事も無く普通に動いてしまう状況を見て、分かってはいるけれどやっぱり驚きます。
[UP]
今回交換したビデオカードで、いつものベンチマークを取ってみました。
GeForce FX 5950 Ultraの結果と比べてみて下さい。
DirectX 8.0世代のプログラムでは違いはありません。むしろ帯域が細いためかスコアは悪くなっています。これは予想していた通りです。
DirectX 9.0c世代のベンチマークではソフトエミュレーションではなくハードで実行できるぶん良いスコアになっています。





「3D MARK 05」については、かなりスコアが上がりました。

2006/01/20追記
「3DMark 06」のスコアは、こちらをご覧ください。
[UP]
7号機を振り返ってみると、すでに3年近く使い続けていることになります。
途中、マザーボードを交換したあたりで世代が変わっているような気もしますが、それにしても(要求的に)よく持ちこたえています。
そうそう。このビデオカードには大型のヒートシンクが付いているのでファンがありません。GV-N595U256Vの時は、GPU負荷が高くなるとファンの音が変わるのが分かり、少し気になりましたが、GV-N66T128VPはファンレスなのでもちろん静かです。
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17
(2005/3/14)
[UP]